最新規格Wi-Fi6Eに対応したルーターを購入時にNEC製は人気があるブランドの1つなので検討する人も多いのではないでしょうか。現在販売中の「WX11000T2」と「WX7800T8」の2商品の違いがよく分からないと思っていませんか?
本日はこちらの2商品の違いについてご紹介します。
「WX12000T2」と「WX7800T8」の違いは?
WX12000T2のスペックから確認してみましょう
ストリーム数 | 12ストリーム (6GHz) 4ストリーム (5GHz )4ストリーム (2.5GHz)4ストリーム |
用途 | 親機/子機/中継機/ メッシュ中継機 |
間取り | (戸建)〜3階建て (マンション)〜4LDK |
最大接続数 | 36台 |
利用人数 | 12人 |
アンテナ数 | (6GHz)4×4 (5GHz)4×4 (2.5GHz)4×4 |
最大通信速度 (規格値) | (6GHz)4804Mbps (5GHz)4804Mbps (2.5GHz)1147Mbps (有線)10Gbps |
サイズと重量 | 9×25.7×23.7cm 1.99kg |
次はWX7800T8も見てみてください
ストリーム数 | 8ストリーム (6GHz) 2ストリーム (5GHz )4ストリーム (2.5GHz)2ストリーム |
用途 | 親機/子機/中継機/ メッシュ中継機 |
間取り | (戸建)〜3階建て (マンション)〜4LDK |
最大接続数 | 36台 |
利用人数 | 12人 |
アンテナ数 | (6GHz)2×2 (5GHz)4×4 (2.5GHz)2×2 |
最大通信速度 (規格値) | (6GHz)2402Mbps (5GHz)4804Mbps (2.5GHz)574Mbps (有線)1Gbps |
サイズと重量 | 7.6×21.35×19.65cm 1.27kg |
違いはストリーム数、アンテナ数、通信速度、重量とサイズの4点
違いはストリーム数、アンテナ数、通信速度、重量とサイズの4点ですが、ストリーム数とアンテナ数、通信速度は関連があるので、実質通信速度と重量やサイズの2点と言って良いと思われます。
ストリーム数とは何のことでしょう?これは搭載されているアンテナの数のこととなります。そしてアンテナが多いほうが通信速度がより高速となります。
WX11000T12は6GHz、5GHz、2.5GHz共にアンテナが4×4ずつの12ストリームなのに対して、WX7800T8は6GHzと2.5GHzが2×2ずつと5GHzが4×4で8ストリームで、本数が違います。
最大通信速度もWX11000T12の6GHz帯が4×4の4804Mbpsなのに対して、WX78000T8は同じ周波数帯が2×2なので半分の速度の2402Mpsとなることが分かります。
「WX11000T12」と「WX7800T8」の特徴
一番の特徴はやはりWi-Fi6E(11ax)に対応しているということです。低遅延で高速通信が可能な上に6GHz帯が使えるので電波干渉を受けにくい周波数帯が利用できます。
また、5GHz帯とは異なり6GHz帯ではDFS機能が不要なので通信が途中で中断されることも少なくなります。
メッシュWi-Fi中継機としても利用できる優れもの
Wi-Fiって電波ゆえに途切れてしまったり、使いたい部屋で使えないなんてこともしばしばです。しかしこの2商品はメッシュ中継機能をフル活用するのもオススメです。
メッシュ中継機能(メッシュWi-Fi)とは何か?
Wi-Fiが使える範囲を広げるために親機とセットで利用するルーターのことです。Wi-Fiが部屋によっては届かない、途切れて使えないを改善したいときに利用します。
中継機を使うのとは違うのか?
メッシュWi-Fi用ルーターではなく、ただの中継機能を持つルーターも存在します。どちらも使える場所を広げるという役割は一緒なのですが、ルーターにかかる負担を軽くすることができるのはメッシュWi-Fiルーターにしかできません。
その理由として、中継機は名前の通り電波を途中で中継するのみなのに対して、メッシュWi-Fiはルーターそのものを途中途中に置いてそれぞれのルーターからも電波を飛ばすようにするからです。
このことにより、中継機では改善しなかった電波状況がメッシュWi-Fiだと良くなることもあります。
部屋数や階数が多くなるとどうしてもWi-Fiの電波は弱くなりがちです。これはWi-Fiが壁や床などにより阻害、減衰してしまう特性が原因です。これを補う方法としてメッシュWi-Fiが利用できます。
「WX11000T12」「WX7800T8」の口コミ
・高いけれど快適。機械に詳しくない家族も違いが分かった。
・簡単に設定できて、今まで使えなかった部屋でも利用できるようになった。
・これからくるWi-Fi6Eに備えて購入した。設定も難しくなくすぐできました。
評価も星5つが一番多いことからもお値段はそこそこするが、値段通りの役割を果たしてくれそうです。
まだまだWi-Fi6Eに対応した機器やWi-Fiルーターも多くないので選択肢も多くなく、初めての1台に選ぶのはありではないでしょうか。
個人的オススメは「WX11000T12」
せっかくWi-Fi6Eが使えるのだから、その性能を十分に使いたいことを考えるとストリーム数が多い「WX11000T12」がおすすめです。
amazonではメッシュWi-Fiとして「WX7800T8」がセットでおすすめされているので、その組み合わせで快適利用を目指すのもいいかもなと思っています。
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